ニューヨークにある自由の女神はなぜ緑色なんでしょうか?
実はもともとはあんな色じゃなかったんです!
フランスからアメリカに自由の女神が寄付された1886年、自由の女神はブロンズに輝いていました。
120余年経った現在は、酸化して緑色になったんです。
この銅にできる青さびは "patina" といい、銅が酸化して青緑に錆びてしまう現象を "patination"といいます。TOEFL に出てきそうな単語です。
ちなみに、自由の女神を英語でいうと the Statute of Liberty (SとLは大文字) といいます。
直訳して "the Venus of Liberty" と言ってる人もいますが、これは誤りなので、気をつけてくださいね!
この the Statute of Liberty 、昔はアッパーニューヨーク湾辺りを行きかう船のための灯台の役目をしていたそうです。暗闇を航海する船乗りには、本物の女神に見えたでしょうね。